安心して土地から探す家づくりのために
「水道を引くのに200万円以上もかかってしまった(本管が遠いため)」
「少し掘ったら廃棄物が出てきて、土地を入れ換えた」
「表記よりずっと狭く、建物が入らなかった」
「建築不可の土地だった(確認申請許可が取れない)」
など、土地購入の際に様々なトラブルが起こる可能性があります。
取引相手は小さな不動産屋さんが多いので、保証の問題など非常に交渉が難しくなってきます。また、楽しいはずの家づくりが土地探しの段階からつまずいてしまってはとても残念です。
できれば安心して土地探しをしたいものです。
中でも安全性の高い方法は、住宅メーカーから土地を紹介してもらうことです。
住宅メーカーからの紹介であれば一度プロが下見をしているので、安心です。
以下、土地購入の際の落とし穴を紹介しますので、是非参考にしてください。
1.水道・・・敷地内に水道管が入っているか?その口径は?
→本管からの円感等の口径が小さければ道路を掘削して本管の取り出しが必要です。
2.ガス・・・都市ガス地域かプロパンガス地域か?
→料金体系の違いに注意が必要です。
3.排水・・・本下水か浄化槽か?雨水の処理は?
→浄化槽の地域では100万円以上アップ、補助金制度には要調査です。
4.崖地・・・敷地がガケに面していないか?
→隣の敷地の崖でも、そのままでは建築できない地域もあります。
5.造成地・・・ミニ開発や分譲地でも要注意!
→以前の敷地は切土か盛土か?軟らかい地盤であれば基礎補強が必要かも。
6.地目・・・その土地が昔、田んぼや畑だったら
→土地の登記簿謄本を見ると、更地の前の土地履歴がわかります。
7.敷地形状・・・同じ坪数でも道路つけ、土地の形で変わります。
→希望の間取りは収まるか?車をおいたら人が通れないなんてことも
8.境界杭・・・40坪だと思っていたら、測量すると。。。
→杭が間違っていたら、敷地も小さくなってしまいます。
9.周辺状況・・・高圧線、埋蔵物、お墓など、現地でしかわからない事もあります。
→周辺相場よりも安かったりした場合は注意が必要です。
10.建築条件・・・気に入った土地でも、ハウスメーカーを選べない。
→不動産業者と建築業者がつながっているケースもあります。
11.学区・・・目の前が学校でも要注意!
→行政区や道路一本挟むだけでも変わることがあります。
12.周辺環境・・工場や飲食店、交通状況など
→現地を昼間、夜間、平日、週末などと細かく確認することも大切です。
13.資金計画・・・土地、建物、諸費用等を含めて考えてください。
→銀行等は土地だけでは融資してくれません。
14.用途地域・・・3階建てを建てたい!
→建ぺい率、容積率、高さ制限などがあり希望がかなわない場合もあります。
15.道路・・・敷地が道路に面しているか?道路幅は?
→道路幅が4mに満たないとセットバックが必要です。